今回はチャリンチャリンの回!!笑
パイロットって給料が高いんでしょ!?
確かにパイロットの給料は高いと言えます。
1000人以上の企業で平均月収で137万となっています。(2019年度)
でもパイロット訓練生として入社するとお給料はどのような推移をしていくでしょう?
またデータとしてではなく、内側から見た話もしていければと思います!!
今回は副操縦士昇格まで話していきます。
パイロットになるための道のり
パイロットへの道
1.自社養成
2.航大・私大・民間機関
1と2はライセンスを持って、入社するかどうかで入社から副操縦士昇格までの流れが異なります。
今回は2、特に航大に特化してお給料の推移を見ていきます。
お給料の推移
大きく分けて5つのフェーズがあります!!
- 航大入学から入社まで
- 地上配置中
- 訓練中(限定取得)
- 訓練中(路線OJT)
- 副操縦士
まず下の表を見てください!
これが大まかな推移です!!会社によってバラつきはある程度ありますが、大体こんな感じです!
では詳細について見ていきましょう!!
航大入学から入社まで
航空大学校ではお給料はいただけません。
卒業までにかかる費用は最低で450万円弱(すべて込み)と他と比べればリーズナブルではあるものの、なかなかの金額がかかってきます。
(将来の納税額も加味して、もう少し安くしてほしいですね、、、)
今からバイト代を貯めておくと入学後、色々な土地で観光や美味しいものが食べられるかも?!?!
地上配置
会社にもよりますが、ほとんどの会社では入社後に地上配置という期間があります!!
これはパイロットが日々どのような方々に支えられて安全運航ができているのか、身を持って経験する期間であり、他職種を経験することは新鮮です!!
また航大で飛行機ばかり飛ばしてきた身としては、訓練から一度遠ざかるのはリフレッシュでき、自分の新たな一面にも出会うことができるといえるでしょう!
期間は会社によって異なりますが、約1年が基準となります!!
この期間のお給料は
20万円強です!
(残業や夜勤のある部署はこれに数万円+といった感じです)
周りが社会人3年目などであったりすると決して多くない額でしょう、、、
訓練中(限定取得)
地上研修が終わるとまた訓練に入ります!!
ここでの期間はおよそ半年です!!
半年の間に座学~シミュレーションまで行い、限定証明を取得します!!
限定証明を取得すると例えばA350に乗れるといった形で、指定された機体に乗れる資格が手に入ります!!
基本的にシミュレーション中心の訓練になるので、実機に乗れるのが待ち遠しいです!!
お給料は
20万円強です!
(残業は存在せず、早朝・深夜の訓練になる可能性があるのでその分がちょっと+)
いずれにしろ、この期間まではお給料は変わらず、むしろ地上配置中よりも少ないかもしれません、、、渋みですね、、、苦笑
訓練中(路線OJT)
限定証明を取得すると初めて実機の大型機に乗ります!!
タッチアンドゴーという訓練を経て、次は路線OJTという実際にお客様を乗せてのフライトをしていきます!!
やっとエアラインパイロットらしい仕事がここから始まります!
あくまでOJTなので後ろには正規の副操縦士の方が乗っていて万が一の場合に備えています!
ここからステイも始まります!
期間はおよそ4.5カ月ほどです!
この期間のお給料は
30万ほどです!!
(+早朝・深夜手当て、ステイ費)
ここでやっと給料が上がってきます!!
この期間は半年に満たないですが、「お!変わってきたな!」と感じます笑
そしてこれを乗り越えた先には!!!
副操縦士
そうした訓練を経て、入社から約2年で副操縦士に昇格します!!
航大入学から逆算すると5年ほどというとても長い道のりです!
一体いつまで頑張ればいいんだろうか、と思うこともあるでしょう。
副操縦士になってからのお給料は
100万円ほどです!(+ステイ費)
お給料がこの金額付近まで急激に上がります!!
大手だと1年目で100万を超えてきますが、それ以外だと1年目は100万円を超えるのは難しいかもしれません。
これが待ちに待った日という訓練生も大変多いです!
その後も年々、お給料は上昇していき、機長になるとさらに上がります!!笑
まとめ
・副操縦士で月収100万ほど!
・実際にお客様を乗せる業務を担当して、お給料があがる!!
・航大に入学してから副操縦士まではおよそ5年かかる!
頑張った先にこんなお給料がもらえます!!
今日も1日頑張りましょう!!😄
コメント
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