航空無線通信士ってなに??
航空無線通信士はパイロットになるためには絶対に必要な免許で、1度取得すれば一生更新する必要のないライセンスです!!
パイロットの世界で一生更新しなくても良いというものは珍しいですね!!
今回はこの免許がなぜ必要なのか、見ていきます!!
また後日、試験対策もアップするので見ていただければと思います!!
あなたもこれを読んでパイロットへの大きな一歩を踏み出して下さい!!
航空無線通信士
航空無線通信士とは?
まず航空無線通信士とは何でしょう?
航空無線通信士は総務省により管轄された免許で、試験は日本無線が執り行います。(総務省にお世話になるのはこれが最初で最後になります。)
この免許を取得しなければ航空無線が使えず、そもそも飛行訓練に臨むことができません!
ですので、パイロットになるためには、絶対に必要な免許です!!そして、一度取得すれば永遠に更新する必要もないため、早めに取っておいて損はないでしょう!!
航空特殊無線技士
航空無線通信士の下位資格に航空特殊無線技士があります!!
ただし航空無線通信士を取ってしまえば、この航空特殊無線技士も包括されているので、特別受ける必要はありません!
もしあなたが航大に入学するまでにどちらのライセンスもなく、航空無線通信士の試験が入学後である場合には航空特殊無線技士を取っておいた方がよいです!
というのも!
最低でも飛行訓練初期課程(自家用相当)開始前までに航空特殊技士のライセンスは必要となり、訓練前に取得できなければフェイル(退学)になってしまうからです。厳密に言うと、航大では宮崎座学修了までにライセンスが必要とされています。
また入学後は忙しすぎて、この勉強に割く時間が作れないでしょう、、、
最近は宮崎座学から帯広フライトまでは待機期間(飛行機に空きができるまでのお休み)が半年近くある状況なので、入学前までに航空無線通信士がとれない場合は航空特殊無線技士で入学して、待機期間で無線通信士を取ってしまいましょう!!
航空無線通信士の業務範囲
1.航空機に施設する無線設備並びに航空局、航空地球局及び航空機のための無線航行局の無線設備の通信操作(モールス符号による通信操作を除く。)
次に掲げる無線設備の外部の調整部分の技術操作
イ 航空機に施設する無線設備ロ 航空局、航空地球局及び航空機のための無線航行局の無線設備で空中線電力250W以下のもの
ハ 航空局及び航空機のための無線航行局のレーダーでロに掲げるもの以外のもの
2.第四級アマチュア無線技士の操作の範囲に属する操作
Wikipedia 航空無線通信士 業務範囲抜粋
です!とはいってもわかりづらいですね、、、
1.が大事になりますが
航空運送事業(旅客や貨物の運送)を行う飛行機やヘリコプターのパイロットは航空無線通信士を取らなければ、航空無線(送受信あり)を行ってはなりません。
航空使用事業(農薬散布や航空写真、宣伝飛行)や自家用飛行などは航空無線技士で十分ということになります!
試験について
細かいことは日本無線協会のHPに載っています!
試験日程
航空無線通信士
- 2月
- 8月
の年2回、試験は実施されています!!
会場も全国で行われています!!
ちなみに航空特殊無線技士は
- 6月
- 10月
- 2月
の年3回、実施されています!
試験内容
ここからは航空無線通信士のみについて書いていきます。
試験科目は全部で3つ(筆記)+1つ(実技)です。
- 無線工学(筆記)
- 法規(筆記)
- 英語(筆記)
- 電気通信術(実技)
難易度
合格率は50%前後です。
はじめて学ぶ科目が多い中、この合格率ですので難易度としては簡単ではないはないかなっと思います。
加えて、どの科目も対策さえすれば難しくはありません。
合格には1ヵ月もあれば十分です!
頑張れば2週間で合格できると思います!!
英語に関しては勉強する必要がないくらい簡単です。(※リスニングに足切りがあるのには注意です。)
重要
一番対策する必要があるのは電気通信術です。
全員がはじめて勉強するはずで、こちらは実技になるので緊張するでしょうし、今後飛行訓練や実際の乗務で使うことになるので重要といえるでしょう!!
またこれを勉強すればトム・クルーズがMision impossibleで使う無線の一部が聞き取れるようにもなり、より楽しく映画が見られるでしょう!笑
話が逸れましたが、電気通信術が最も重要で、対策に一番時間がかかります!!
早めに準備しておきましょう!
まとめ
・入学までに航空無線通信士の資格は取っておこう!(飛行訓練で必要になる)
・合格率は50%前後で、年に2回行われている(難易度は低い)
・合格までには1ヵ月くらいの対策が必要で、もっとも大変なのは電気通信術
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