航空無線通信士の資格については対策も含め、何度かお話してきました!
これを読んでいる方にはすでに取っている方も多いのではないでしょうか!!
今回は航空無線通信士の資格について触れたあと、こんな資格を持っているとパイロットになる上で有利に働くというものを見ていきます!!
持っていると有利に働く資格
航空無線通信士
航空無線通信士は持っていなければならない資格なので、有利には働きません。
ただし航大や他のどこにいってもパイロットライセンスをとるために必要とされるので、訓練前にある程度有意義な時間は増えるでしょう!!
ですので今回はそれ以外の部分について重点的に見ていきます!!
パイロットに求められる力(知識編)
パイロットに求められる力は知識や操縦、人間性など多岐に渡ります!!
その中でも操縦、航空系の知識(システムや法律)は訓練に入ったらいやと言うほど叩き込まれます(笑)
なのでそれ以外です!
気象予報士
気象予報士とは?
気象予報士制度は、気象業務法の改正によって平成6年度に導入された制度です。
この制度は、防災情報と密接な関係を持つ気象情報が、不適切に流されることにより、社会に混乱を引き起こすことのないよう、気象庁から提供される数値予報資料等高度な予測データを、適切に利用できる技術者を確保することを目的として、創設されたものです。
予報業務を行う事業者は、現象の予想を気象予報士に行わせることを義務づけられています(地震動、火山現象及び津波を除く)。
気象庁HPより
つまり、「天気を予報する事業者=NHKニュースの天気予報などはその予想は気象予報士任せなければならない」ということです。アナウンサーが必ずしも気象予報士の資格を持ってるわけではありません!!
気象予報士は訓練を進める上でも、エアラインパイロットになってからでもかなり有利に働きます!!気象予報士の資格を持っているということは気象庁から正しい知識に基づいて気象の予想ができるというお墨付きをもらっているということになります!!
気象について学ぶ機会は、座学中に少しと実際に天気を相手に訓練し始めてから、しかありません。
座学中に関しては他にも色々な科目を詰め込まれ、爆速で進んでいくので、気象に割ける時間は多くはないでしょう。。。
しっかりと気象の勉強ができるのは訓練中(ここでも他にやるべきことがたくさんあります)です。。。
なので基礎知識を今のうちからつけて、訓練などに挑めば気象についてわかっている、かつ的確に予想できる状態で、心身ともに余裕が出るでしょう!!
同期には入学前に新しい航空気象という辞書を2周してきたやつがいました。
下の教材です。800ページ近くあり、公式も多いので最早辞書を読んでいる気分です。(笑)
これにはかなり引きましたね(笑)
訓練中に教官がおすすめしてくるのはこちらです!
確かにとてもわかりやすいですが、絶版となっているため、高いです、、、
余裕があれば買ってみるといいでしょう!!
まれに安く購入できます!!
また手軽に学ぶならこちらですね!!
これはそのうち絶対に読むことになります!!
この中の気象のページだけを読むだけでもいいでしょう!!20~30ページくらいなので、とても手軽に始められます!!
英語能力
英語能力は上げておくに越したことはないです。
座学でも英語の勉強時間は皆無。勉強するのは航空英語(ATC)という無線で使う会話で、英会話とは全く違います。
入学までに英語能力は磨いておく!と考えておいた方がよいです。
ここまであるといいかなってレベル
英検1級
IELTS 7.5
TOEIC 900
また航大の入学が決まるとTOEICは最低でも700点以上は欲しいです。という紙が送られてきます。
ただしこれ以下でも入学は取り消されませんのでご心配なく!!
ここで!!!
私は国内線でいいから!
こういう人も中にはいます。
しかし国内線しかないような会社に行っても航空英語能力証明という資格を取らなければなりません!
フェリーフライトという機材を海外などにメンテナンス、または新機材を運んで来なければならないからです!
国際線に乗務ができるギリギリのレベルで英検準1級~1級レベルと言われています。
内容はリスニングとスピーキング、ライティング、リーディングと多岐に渡ります!!
バランス良く英語を学びましょう!!
英語は一生ものです!!
航空雑学
次に航空雑学!
あの飛行機はB787!
この飛行機はB737!
などわかっているとATCで「follow B737」などと来てもわかりやすいですね!!
教官人や機長も、同期も飛行機マニアが多いので、知っていると会話が弾みます!!
訓練中の合間に同期と飛行機を見に行くこともたくさんあるので、話にもついていけるといいと思います。(別についていく必要はないですが(笑))
そして小型機の名前を知っているとより良いでしょう!訓練中は同じような高度帯を飛行する小型機の方が気になりますから!!
まあこれは興味の問題です!!エアラインに入ったら自然と次第に覚えていきますよ!
第二外国語
第二外国語を学ぶのもおすすめです!!
海外に行っても英語圏以外では英語が通じないことが多いです。
そんな時には他言語を使えると面白いでしょう。
中国に関しては管制が中国語で話してくることもあるみたいです…
勘弁してほしいですね…
個人的なおすすめは
韓国語!!
とはいってもまだしゃべれません。
とりあえず私は韓国ドラマにハマったら勉強しようというくらいのレベルです(笑)
社会人として
最後に社会人になる前にやっておいた方がいいのは
お金の勉強と趣味を見つけることでしょう!!!
パイロットは税金が半端ないです…
年収2000万円に対して取られる税金は800万円。
早めに対策を打って被害は軽減したいですね!
ファイナンシャルプランナー
最低限は知っておいた方がいいとは思いますが、ファイナンシャルプランナーは取らなくて問題ないと思います。
困ったらその手の専門家に聞きにいきましょう!時間が勿体ないです!
会社によっては無料で相談できるシステムもあるので、就職後はぜひ利用しましょう!!
趣味
没頭できる趣味を見つけることは容易でないかもしれません、、、
それが多くの社会人の悩みであることも事実。
多いのは
ゴルフ
釣り
ツーリング
筋トレ
動画鑑賞
でしょうか??
心から楽しめることを見つけてください!!
まとめ
持っている・知っていると将来有利に働くもの
気象予報士
高いレベルの英語能力(IELTS.英検.TOEICなど)
航空雑学
お金に関する知識
没頭できる趣味
コメント