前回までの振り返りは下記を参照ください!
今回は前回の続きを見ていきます!!
久しぶりの更新となります。
最新情報とは異なるかもしれませんので、あくまで参考程度にしてください!!
課題科目
この試験のポイントはFLY FIRSTです!
これは如何なる時でもパイロットに求められる優先順位です!!
パイロットは耳にタコができるくらい言われる言葉があります。
(上から順番に重要なものです!)
・Aviate: Fly First、飛行機をコントロールできる状態に落ち着かせる、など
・Navigate:自機の位置を把握し、これからの進路をイメージ、など
・Communicate:管制機関との連絡、など
航大の三次試験でも、Aviateが重要となります!!
その上で飛行適性試験では以下の3点が見られます。
・バランス力
一点集中ではなく、バランス良く色々なことを把握し修正しながら、求められる状態を作っていけるか
・プログレス
一回目よりも二回目の方がうまくできるか
・操縦意欲
飛行中に求められている状態と誤差が生じたときに直そうとする行動するか
とは言っても抽象的ですね、、、
では具体的な内容と照らし合わせてそれぞれ見ていきましょう!!
右旋回飛行
左ではなく、右旋回飛行のみ実施します!
具体的に見ていきましょう!!
これらの計器や情報のうち、使用するのはこちらです!!↓
右旋回飛行で使用するのは姿勢指示器と方向指示器だけです!!(本来であれば全部使用しますが、航大の飛行適性試験では即興でやらされるので、簡易化されています)
姿勢指示器(=今の姿勢を示す計器)
右旋回飛行中、姿勢指示器で重要となるのはバンクとピッチです!!
さらに上手くするには飛行機が滑っていないかも把握しなければなりません!!
それらは下記↓で把握できます!!これはちょっと難しいかもしれません。
この三角△の下の四角□が滑りを把握するために使われます!!
上の三角△と下の四角□が上図のように一直線になっていれば飛行機は滑っておらず、綺麗に旋回していることを示しています!!
滑りについて、よくわからないよーって方はこちらを参照ください!!
旋回の航空力学 Turning in AerodynamicsSlipping (内滑り)とSkidding Turn (外滑り)
要するに、自分が描きたい軌跡を描けておらず、どちらかにズレていってしまうということです。。。
ではやってみよう!!右旋回飛行機!!
右旋回飛行!バンク30°、ピッチ0°!!
右旋回飛行!バンク30°、ピッチ0°にします!!
バンク30°は右のバーに下の三角△の先が一致するようにゆっくりと移動させます!!!
約7秒間でこの30°まで移動させるのがベストです!!
ピッチ0°とは
に針の先を合わせることを言います!!
この時、注意です!!
バンクが20°付近に近づくと、ピッチが若干下にいこうとするので、様子を見て少しだけ支える力が必要になります!!
支えるという感覚です。引っ張るではありません!!
計器は繊細です!優しくしてあげましょう!笑
あとはWEST(270°)まで旋回したら、終了です!!
ゆっくりと戻しましょう!!
この時、注意です!!
旋回を戻した瞬間にピッチが上がって来やすいです!!
30°旋回のために支えていた力を緩めてやる必要があります!!
方向指示器
あとは方向指示器を確認して、飛行適性検査は「North」から始まるので、90°旋回毎に「East」⇒「South」⇒「West」⇒「終了」とコールするだけです。
SR22の計器パネルを検索して、印刷してイメージフライトするといいかも!!
その時、SR22はサイドヨーク(横に操縦桿が付いている)なのでそのイメージも忘れずにね!!
対策方法
対策のためのプロセスは
1.操縦捍の動かし方と操舵によって、飛行機のどこが動いて、どういうことが起きるかを知る
2.実際に操縦体験してみる(シミュレーターが安くておすすめ)
3.イメージフライト
この中で最も重要なのはイメージフライトです!
フライトは準備が全てです。それはシミュレーターでも同じです!!
しかし!
これは一回動かしてみないとイメージも何もできないので、体験してみるしかありません。
操縦体験が出来るところは色々ありますよ!
あまりお金がかかるところはオススメしたくありませんので、1番はパイロット予備校でしょう。
他にはx-planeというスマホアプリがあるのでそちらもおすすめです!!(この中にシーラスがあるのはいいですね!)
【Android】X-plane flight simulator
※訓練中に着陸の仕方に困ってこのアプリで練習して出来るようになったなんて話もあったりします!!アプリ様々ですね!!
最終合格まで、あと少し頑張ってください!!
コメント
[…] 【航空大学校】三次試験!飛行適性検査!具体的な対策!その② […]