前回までは一次試験の概要と対策について見てきました。
そして今回は皆さんが気になる一次試験のボーダーと最終試験合格に必要な点数、受験会場の様子などをお伝えしようと思います。(私は二年連続で東京で受験しました。)
みんな気になる!!一次試験のボーダー!!
ボーダーとなる点数
結論からお話しします!
航空大学校一次試験の合格ボーダーは60%前後です。(定員72名)
108名になった今もその点数はほとんど変わらないと思われます。
60%ということは点数に直すと210点。
この点数が取れれば一次試験はとりあえず通過できる可能性があります。
これは同期の点数と私の二回の点数と順位から算出されたものです。
私の点数と考察
一度目の受験の時には一次試験の点数が222点で順位が200位ででした。そして最終の順位は81位でした。
ここで勘の良い方は気づかれたでしょう?
一次試験の点数が60%では最後まで残っても合格できないのではないか?ということを。
そう。
航空大学校の入試にはこんな記述があります。
(6) | 入学者の選抜 |
第一次試験から第三次試験までの試験結果に基づき、募集定員の範囲において選抜します。 |
つまり、一次試験の点数が最終合格に直結するということ。二次試験と三次試験は点数化が難しく、適性があるかだけを見ているような気がします。実際に情報開示をしても二次試験と三次試験の結果は適or否のみ記入されています。
よって、一次試験を高水準で通過することが最終合格の最も重要なポイントになります。
では何点で通過すれば良いのか?
ズバリ70%です!
これだけ取れば確実に合格可能。
最終合格まで考慮した実質的なボーダーは64%~66%付近であり、62%~64%付近で補欠合格で呼ばれる可能性があります。私の時は最終的に76位まで呼ばれました。

航大の一次試験は最低でも65%、230点は取ろう!!
試験会場について
私は二回とも東京で受験をしました。
受験会場には集合時間の30分前には到着。
しかし会場には他の受験生など多くが集合しています。
会場の雰囲気は大学受験のような殺伐したものではなく、資格試験のようなややアットホームな感じだと思います。
なのであまりピリピリしすぎず適度な緊張感を持って集中していれば良いです。
一番厄介なのは受験あるあるですが
試験の休憩中に終わった科目の話をする人がいますが、終わったことはどうしようもないので一旦耳を積んぼにして休憩に全力を注いで下さい。
試験前に音楽を聴くと、試験中の集中力が増すという研究結果があるそうですよ!!
日々の休憩時間に工夫を加えて最大のパフォーマンスを!!
ぜひ試してみて下さい。
まとめ
- 最終合格のための一次試験のボーダーは65%前後
- 会場はリラックスしやすい環境である
- 次の試験に集中しよう
- 休憩は全力でかつ、ルーティン化するとパフォーマンスが上がる
※追記
ちょっと良い話
こちらは私の体験記になりますが二度目の航大受験の時に運命的なことがありました。
一次試験の会場に30分前に到着。あまり緊張していなかった私。
暇だったので隣に居合わせた方とお話しをしました。
すると!何とその方は航大のOBで応援に駆けつけてくれたとのこと。
航大のOBの方と短い時間ながらも貴重な時間を過ごさせてもらいました。
何か試験前にも関わらず、「すごく嬉しかった。来た甲斐があった。」そう思ってしまいました。(笑)まだ試験も始まってないのに…(笑)
試験が終わり、飛行機が好きな私は某青い会社の飛行機で愛知に帰る予定を立てていました。
出発の一時間前に羽田空港到着。
あの飛行機に乗りたいなぁ~とぼんやりした時間を過ごしていました。
そして搭乗30分前、手荷物検査を済ませ、飛行機に向かう。
!!!!!!!
???????

!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!
あれ!?先ほど一次試験の前にお会いしたOBの方!
先ほど話せなかったことも含め、たくさんのことを教えて頂きました。
最後に会社のグッズをくれると言われ、目がキラキラな私。
しかし……

ごめんね。グッズの在庫今なかった。。。
残念でしたが、もうお腹一杯。
最後にOBの方が

もし何かできたらやっとくよ!!
もうその気持ちだけで十分すぎます(´;ω;`)

はあ~!いい旅行試験だった~!
最後尾だったため、この日を噛みしめ、ゆっくりと降機しようとしていると

お客様!先ほどOBの方からグッズを渡してほしいということを伝えられまして!!

(´;ω;`)
もう嬉しすぎて死にそうだった。。。
青の会社のチーム力を肌で感じると同時に私も後輩にこのようにしたい。
そう思った一日だった。ありがとうございましたm(_ _”m)
コメント
[…] 航空大学校!!一次試験!!④にて、私の経験と受験者の点数分布、合格ボーダーをお教えします。(秘) […]